立夏とは?2026年はいつ?意味・旬の食べ物・過ごし方まとめ

木々の緑が輝き、爽やかな風が吹き抜けるこの季節。暦の上では「立夏」を迎え、夏の始まりが告げられます。立夏の意味や2026年の日付、旬の食べ物や過ごし方まで、まとめてご紹介します。

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立夏とは?夏の始まりを告げる二十四節気

立夏(りっか)とは、二十四節気の7番目にあたる節気で、暦の上で夏が始まる日のことです。二十四節気は古代中国で考案された季節区分で、太陽の動きをもとに1年を24等分したもの。日本でも農耕や暮らしの指針として長く親しまれてきました。

立夏は春分と夏至の中間に位置し、「夏が立つ」、つまり本格的な夏の気配が立ち始める時期を意味します。日差しが強まり、木々の緑が鮮やかな深緑へと変わるこの頃は、草木が生命力を増し、夏の訪れを肌で感じられる特別な節目です。

なお、立夏を含む立春・立夏・立秋・立冬は「四立(しりゅう)」と呼ばれ、各季節の大きな区切りとされています。それぞれの前日はかつて「節分」と呼ばれ、邪気払いの行事が行われていました。現在の節分は立春の前日だけを指しますが、もともとは年4回あったのです。

2026年の立夏はいつ?

2026年の立夏は5月5日です。

立夏の日付は、太陽黄経が45度になる瞬間として天文学的に定義されるため、毎年わずかに変動します。おおむね5月5日~6日頃になることが多く、2026年は5月5日(こどもの日)と重なります。

また、立夏は1日だけを指すのではなく、次の節気「小満(しょうまん)」が来るまでの約15日間をその期間とします。一般的に「初夏」と呼ばれる時期は、立夏(5月上旬)から梅雨入り前(6月初旬)頃まで。日中の気温が上がり、新緑がまぶしく輝く清々しい季節が続きます。

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立夏の旬の食べ物

旬の食材はその時期に最も栄養価が高く、味も格別です。立夏ならではの味覚を食卓に取り入れて、季節の移ろいを楽しみましょう。

旬の野菜:たけのこ・そら豆・アスパラガス

たけのこ

たけのこ:シャキシャキした食感とほのかな甘みが特徴。米ぬかで茹でてアクを抜き、たけのこご飯や若竹煮、パスタなど幅広い料理に活躍します。

そら豆

そら豆:ふっくらとした甘みとほくほく食感が魅力。塩茹ででシンプルに、さやごと焼いて香ばしくいただくのもおすすめです。

アスパラガス

アスパラガス:シャキッとした歯ごたえと独特の旨みが特徴。グリルして塩とオリーブオイルでいただくだけでも十分においしい一品です。

旬の魚介:初鰹・金目鯛

初鰹

初鰹(はつがつお):春から初夏にかけて北上するカツオで、脂が控えめでさっぱりとした赤身が魅力。江戸時代の俳人・山口素堂が「目に青葉山ほととぎす初鰹」と詠んだように、初夏の風物詩として古くから愛されてきました。薬味たっぷりのたたきや、新鮮なお刺身でぜひ味わってください。

金目鯛

金目鯛:鮮やかな赤色が食卓を華やかに彩る高級魚。立夏の頃は脂のりが上品で身も締まり、煮付けや湯引き刺身、炙り寿司など、どんな調理法でも絶品です。

旬の果物・和菓子:いちご・柏餅・ちまき

いちご

いちご:みずみずしさと甘酸っぱさのバランスが絶妙なこの季節、旬の終わりを惜しみながら堪能したい果物です。

柏餅とちまき

柏餅:端午の節句(5月5日)に欠かせない和菓子。柏の葉は新芽が出るまで古葉が落ちないことから「子孫繁栄」の願いが込められています。

ちまき:笹の葉で包まれたもち米のお菓子で、厄除け・邪気払いの意味を持ちます。その起源は中国の故事にあり、屈原の霊を慰めるため、もち米を葉で包んで川に流したことが始まりとされています。その後、供物が悪霊に荒らされないよう五色の糸を巻き、薬草の葉で包んだものが護符として用いられるようになりました。日本には奈良時代に、中国の端午の節句とともに伝来した伝統の味です。

立夏の風物詩と過ごし方

見頃の花:フジ・ツツジ・アヤメ

立夏の頃は、色とりどりの花が一斉に咲き誇ります。

藤

フジ(藤):紫色の花穂が美しく垂れ下がり、甘い芳香が漂う日本の初夏を代表する花。各地の藤棚の名所を訪ねてみてはいかがでしょうか。

ツツジ

ツツジ(躑躅):赤・白・ピンクと色とりどりに咲き、公園や街路を鮮やかに彩ります。各地で「つつじ祭り」も開催されます。

アヤメ

アヤメ(菖蒲):凛とした立ち姿が、5月上旬から中旬に見頃を迎え、初夏の爽やかな空気に調和する花。花びらの根元に網目模様があり乾燥した場所を好むのが、白い筋を持つカキツバタ(水辺を好む)や黄色い筋を持つハナショウブ(半乾湿地を好む)との見分け方です。

衣替えで夏の準備を

立夏は衣替えの良い目安となる時期です。クローゼットを夏仕様に整えるだけでなく、麻素材のシーツや涼しげな色合いのインテリアに替えてみると、部屋全体が清々しい空間に変わります。季節に合わせて暮らしを整える、丁寧な暮らしの実践としてぜひ取り入れてみてください。

新緑の散策へ

一年で最も緑が美しい「新緑」の季節は、屋外での活動に最適です。木漏れ日の中で輝く若葉や、肌を撫でる爽やかな「薫風」を感じながら散策すれば、心身ともにリフレッシュできます。近所の公園から、少し足を延ばした庭園や史跡まで、五感で初夏を味わいに出かけてみましょう。

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まとめ

立夏は、単なる暦の節目ではなく、日々の暮らしに季節の彩りをもたらしてくれる特別な時期です。2026年の立夏は5月5日。旬のたけのこや初鰹を食卓に取り入れたり、藤やツツジの美しさを楽しんだり、衣替えで夏支度を整えたりと、小さなことから季節を感じる暮らしを始めてみてください。忙しい毎日の中でも、立夏を意識することで、清々しく豊かな初夏を過ごせるはずです。

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