大暑とは?2026年はいつ?旬の食べ物と過ごし方を解説

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大暑とは?

大暑(たいしょ)は、二十四節気の12番目にあたり、一年で最も暑さが厳しくなる時期を指します。強烈な太陽の光が照りつけ、蝉の声が鳴り響き、草木が最も力強く生い茂るこの季節は、自然の生命力が最高潮に達する時期でもあります。

「大」は「最も甚だしい」という意味を持ち、前の節気「小暑」で始まった夏の暑さがここで頂点に達します。古くから、この厳しさとともに自然の恵みを深く感じ取る大切な節目として、人々の暮らしに根づいてきました。

2026年の大暑はいつ?

2026年の大暑は7月23日頃から立秋の前日である8月6日までです。

太陽が黄道上の特定の位置(黄経120度)を通過する日が大暑の始まりとなるため、年によって1日程度ずれることがあります。この期間が終わると、暦の上では秋の始まり「立秋」を迎え、夏のピークが過ぎ去ります。

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大暑の七十二候

二十四節気をさらに約5日ごとに細分化した「七十二候」では、大暑は3つの期間に分かれます。

初候「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」7月23〜27日頃春に花を咲かせた桐が実を結び始める頃。真夏の中でも次の季節への準備が始まっています

次候「土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)」およそ7月28日頃から約5日間を指し、年によっては数日のずれがある。梅雨明け後の、湿り気を帯びた土に夏の強い日差しが照りつけることで、蒸し暑さが最高潮に達する頃。

末候「大雨時行(たいうときどきふる)」8月2〜6日頃夕立や雷雨が多くなる頃。大地を潤し、暑さを和らげる「恵みの雨」が夏の終わりを予感させます

大暑の過ごし方・行事

土用の丑の日|うなぎで夏を乗り切る

大暑の時期の代表的な食習慣が「土用の丑の日」のうなぎです。江戸時代に広まったこの習慣が現代まで続くのは、うなぎが夏に理にかなった食材だからこそ。

暑中見舞い

大暑は暑中見舞いを出す時期でもあります。小暑(7月7日頃)から立秋前日(8月7日頃)までが目安で、これを過ぎると「残暑見舞い」に切り替わります。大切な方の健康を気遣う一言を添えて、夏の絆を深めましょう。

夏祭り・花火

この時期は全国各地で夏祭りや花火大会が最も盛んに行われます。豊作祈願や疫病鎮め、そして亡くなった方々への慰霊といった願いに由来するこれらの行事は、地域の絆を深め、暑さを楽しく乗り切るための知恵でもあります。

打ち水

水が蒸発する際に熱を奪う「気化熱」を利用した打ち水は、体感温度を下げる効果が期待できる科学的な涼の取り方です。環境省の資料によると、打ち水によって気温が変わらなくても体感温度が約1.5℃涼しく感じられるとされています。ただし、効果を最大限に引き出すには、日中の日差しが強い時間帯は避け、朝や夕方の比較的涼しい時間帯に、日陰や風通しの良い場所で行うのがポイントです。日中の日向では水がすぐに蒸発して十分な効果が得られにくく、湿度を上げて不快に感じる場合があるため注意が必要です。

大暑に味わう旬の食べ物

野菜・果物

ゴーヤ

ゴーヤ|食欲増進と疲労回復に苦味成分モモルデシンが食欲増進に役立ち、豊富なビタミンCが疲労回復をサポートします。

なす・きゅうり

なす・きゅうり・冬瓜|体の熱を冷ます水分補給に体を冷やす作用を持ち、豊富な水分が効率的な水分補給にも最適です。

スイカ

スイカ|ミネラルも補給できる夏の定番90%以上が水分で、カリウムなどのミネラルも含み、汗で失われた成分を効率よく補給できます。塩を少しかけると甘みが引き立ち、塩分補給にも。

魚介類

うなぎ

うなぎ|夏バテ防止の定番スタミナ食ビタミンA・B群・D・Eを豊富に含み、夏の疲労回復や食欲増進に優れた夏の代表食材です。

あなご

あなご|さっぱり上品な夏のおもてなしにDHAやEPAを豊富に含みながら、うなぎより脂質が少なくさっぱりとした味わいが特徴。天ぷらや煮穴子は夏のおもてなし料理としても喜ばれます。

涼やかな和菓子

水ようかん

水ようかん|口溶けなめらかな夏の定番つるりとした喉越しと上品な甘さが、暑さで疲れた体を癒やしてくれます。

葛切り

葛切り・葛まんじゅう|透明感で涼を演出透明感ある見た目は視覚と味覚の両方から涼を届けてくれます。ガラスや青い器に盛り付けることで清涼感がさらに増します。

かき氷

かき氷|和風仕立てで夏気分を満喫抹茶やあんこを合わせた和風仕立てが大暑の季節にぴったりです。

大暑の季節を彩る花

朝顔:早朝に咲き昼にしぼむ儚さが夏の風物詩。緑のカーテンとして室温上昇を抑えるエコな活用法も注目されています。

白粉花(おしろいばな):夕暮れ時から咲き始め、甘い香りを漂わせることから「夕化粧」の別名も。夏の夜の夕涼みをいっそう風情豊かにしてくれます。

オミナエシ:秋の七草として知られながら、大暑の頃から咲き始める花。黄色い小花が集まる可憐な姿は、万葉集にも詠まれた歴史を持ちます。

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まとめ

大暑は、暑さのピークであると同時に、自然の恵みと先人の知恵が凝縮された豊かな季節です。土用の丑の日のうなぎ、暑中見舞いの心遣い、打ち水や風鈴の涼の工夫、旬の夏野菜や和菓子――これらを暮らしに取り入れることで、厳しい暑さの中にも心豊かな時間が生まれます。2026年の大暑・7月23日を節目に、日本の夏の文化と旬の恵みをぜひ楽しんでみてください。

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