全国のお雑煮まとめ -アンケート調査結果-
お正月の風物詩であるお雑煮ですが、全国各地で全く違う料理なのではないかというくらい具材や味付けが違うことをご存じでしょうか?アンケート調査結果をもとにまとめました。皆さんの故郷や現在お住まいの地域の味付け以外にもさまざまなお雑煮が存在します。これを読んで気になるお雑煮を見つけてみてくださいね。
お雑煮に関する全国調査の結果・・・!?
オイシックスで、2014年11月にお雑煮に関する調査を行ったところ、各都道府県で味付けや具材についてバラつきがあることがわかりました。中にはお雑煮を食べないという回答の多い地域もあり、味だけでなくお雑煮そのものに対する認識の違いも見受けられました。
例えば、醤油仕立ての関東風のお雑煮はおもに東日本エリアを中心に好まれています。とはいえ、下のグラフからもわかるとおり、関東風のお雑煮は関西を除くすべての地域で圧倒的に多く作られている味付けです。”関東風”とのネーミングから関東でもっとも親しまれていると思われるかもしれませんが、実際には北海道が最多となっています。白味噌を使った関西風に馴染みがないことも一つの所以なのかもしれません。
関東風とは反対に、関西風のお雑煮は全国に広まってはいるものの、実際に作って食べるという家庭は少数派のようです。関西地方では白味噌の味付けにする家庭が多い一方、やや少なくなるものの関東風の味付けにしている家庭も存在します。
また、味付けに以外にも興味深いデータがありました。それは沖縄では「お雑煮を食べない」という回答が群を抜いて多いということ。下記のグラフを見る限り、沖縄県民の3割近くもの人々がお雑煮を食べないと回答しているなんて、ます。沖縄以外の地域の方には意外な結果だったことでしょう。しかしそれもそのはず。沖縄にはもともとお雑煮を食べる習慣がなかったため、現在でもお正月にお雑煮を食べない家庭が多いのです。皆さんは毎年どんな味付けのお雑煮を召し上がっているのでしょうか?--%>
全国のお雑煮まとめ
アンケート調査からまとめると、東海地方から東北は醤油ベース、北陸・関西・四国は白味噌仕立て、中国九州地方は醤油と白味噌以外に「その他」の回答も目立ちます。 また、味付け以外にもお餅の形や調理方法にまで各地の差が見受けられます。
具体的にどんなお雑煮があるのか、いくつかご紹介します。
- 関東風・醤油仕立てのお雑煮
材料(2人分)
大根 1/4本 人参 1/3本 ごぼう 1/4本 鶏肉 1/2枚 かまぼこ 2切れ みつ葉 適量 ゆずの皮 適量 醤油 小さじ1 顆粒だし 小さじ1/2 水 2カップ 切り餅 2〜4切れ 作り方
- 材料をそれぞれ食べやすい大きさに切り、材料をさっと下ゆでする。
- 醤油、顆粒だし、塩、水を加えてすまし汁を作り、その中に下ゆでした材料を入れる。
- 焼いた餅を入れる。
今回は簡単に作れる関東風の醤油仕立てのお雑煮をご紹介しました。これに好きな具材を加えたり焼き餅をゆでた餅にしてみるなど、好みに合わせてアレンジを楽しんでみるのもオススメです。伝統的な定番のお雑煮を作るのも、アレンジを加えた創作雑煮も、ご家庭で受け継がれてきたいつものお雑煮も、きっと新年のおめでたい雰囲気を盛り上げてくれることでしょう。
ちなみに関東で育った私はいつもの醤油ベースのお雑煮ではなく、来年は白味噌仕立てのお雑煮で新年を迎えてみたいと思いました。皆さんにも気になるお雑煮がありましたら、ぜひいつもと違う味付けでご家族を驚かせてみてくださいね!
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