2026年の霜降とはいつ?意味と旬の食材・楽しみ方
朝晩の冷え込みが増し、山々が赤や黄色に染まり始める頃、「霜降(そうこう)」の季節がやってきます。秋の深まりとともに、静かに冬の気配が近づくこの時期。旬の食材と暮らしの知恵を通じて、季節の移ろいを丁寧に楽しんでみましょう。
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霜降とは?2026年はいつからいつまで?
霜降は、一年を24に分けた「二十四節気」の第18番目にあたる節気です。2026年の霜降は10月23日~11月6日頃。「霜が降り始めるほど朝晩の冷え込みが厳しくなる頃」という意味が込められており、秋の終わりと冬の始まりを告げる節目です。
都市部では実際の初霜はもう少し先になることが多いですが、空気の澄み方や日差しの角度に、確かな季節の変化を感じ取れる時期です。
霜降の七十二候
二十四節気をさらに約5日ずつ3つに分けた「七十二候」では、霜降の期間を次のように表します。
初候:霜始降(しもはじめてふる)10月23日~27日頃 霜が初めて降り始める頃。草花に降りた白い霜がきらめく幻想的な朝は、冬支度を意識させてくれます。
次候:霎時施(こさめときどきふる)10月28日~11月1日頃 「霎」は通り雨の意。降っては止むを繰り返す時雨が、秋の情緒をひときわ深めます。
末候:楓蔦黄(もみじつたきばむ)11月2日~6日頃 楓や蔦が鮮やかに色づき、紅葉が里山へと下りてくる頃。秋の景色がクライマックスを迎えます。
霜降に味わいたい旬の食材
柿

「柿が赤くなれば医者が青くなる」のことわざ通り、ビタミンCやβ-カロテンが豊富。ヘタが実にしっかりと張り付き、皮にハリとツヤがあるものが食べ頃のサインです。そのまま食べるほか、大根と合わせた白和えや、生ハムと合わせたサラダにもよく合います。

秋鮭
産卵のために川へ戻る秋鮭は、身が引き締まりながらも適度に脂がのっています。皮が銀色に輝き、身が鮮やかなサーモンピンクのものが新鮮な証拠。きのこと一緒にアルミホイルで包んだホイル焼きや、鮭といくらの炊き込みご飯は、見栄えもよくおもてなしにも最適です。
きのこ類

しめじ・舞茸・椎茸・エリンギなど種類が豊富なこの季節。数種類を組み合わせると、香りと旨みの奥深いハーモニーが生まれます。炊き込みご飯、鍋、パスタ、天ぷらと活用の幅も広く、秋の食卓に欠かせません。
根菜類(さつまいも・里芋)

寒さに当たることで甘みが増すさつまいも、ねっとりとした食感が魅力の里芋は、どちらも体を温める効果が期待できる食材です。焼き芋や豚汁、ポタージュスープなど、シンプルな調理でも素材の旨みが引き立ちます。
銀杏

もちもちとした食感とほろ苦い風味は、秋ならではの味わい。茶碗蒸しや炊き込みご飯のアクセントに重宝します。食べ過ぎには注意が必要です。大人の場合1日6〜7粒程度を目安とし、特に小さなお子さん(5歳以下)には与えないか、ごく少量に留めるようにしましょう。殻付きのものは茶封筒に入れて電子レンジで加熱すると、手軽に殻が剥けます。
霜降の時期の楽しみ方
旬の食材で季節の食卓を 秋鮭ときのこの炊き込みご飯に、里芋の煮物と柿の白和えを添えれば、秋の恵みが凝縮した献立の完成です。紅葉をモチーフにしたテーブルコーディネートを添えると、食卓がいっそう華やぎます。
紅葉狩りへ出かける 末候「楓蔦黄」の時期は、紅葉の見頃を迎える場所が増えます。旬食材のお弁当を持参してピクニックを楽しんだり、日帰り温泉と組み合わせるのもおすすめです。
温活・冬支度を始める 朝晩の冷え込みが厳しくなるこの時期は、体を温める習慣「温活」のスタートに最適。生姜や根菜を積極的に取り入れ、ぬるめの湯にゆっくり浸かる入浴習慣を。冬物衣類の準備や暖房器具の点検など、冬支度も霜降のうちに済ませておくと安心です。
まとめ
霜降は、豊かな秋の実りと、静かに迫る冬が交差する情緒あふれる季節です。旬の食材を味わい、紅葉を楽しみ、体を温める準備を整えながら、季節の移ろいを丁寧に感じ取ってみてください。自然のリズムに寄り添うことで、日々の暮らしがより豊かになるはずです。

