【完全ガイド】冬の果物総まとめ:種類、特徴、旬の時期を一覧で紹介
寒い冬の季節は、実は果物の種類が豊富で、濃厚な甘みとコクが際立つ旬を迎える果物がたくさんあります。こたつに入ってみかんを楽しむように、冬の果物は私たちの生活に深く根差し、心と体を温めてくれる特別な存在です。この記事では、冬に旬を迎える多様な果物の種類から、それぞれの特徴、美味しく安全に楽しむための選び方や保存方法まで、幅広くご紹介いたします。冬の果物の魅力を存分に知り、日々の食卓を豊かにするヒントとしてお役立てください。
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冬に旬を迎える果物の魅力とは?

冬に旬を迎える果物の最大の魅力は、その濃厚な甘みにあります。気温が下がることで果物自身が凍結を防ごうと細胞内の糖度を高めるため、他の季節の果物では味わえないような深い甘みとコクが生まれます。例えば、みかんやリンゴ、いちごなどは、寒さが増すほどに甘さを凝縮させ、一口食べると幸せな気持ちになれるでしょう。
また、冬の果物は栄養面でも非常に優れています。特にビタミンCが豊富に含まれているものが多く、風邪を引きやすい季節の健康維持や、乾燥しがちな冬の肌の美容対策にも役立ちます。寒い時期に旬の果物を積極的に摂ることは、美味しく健康をサポートする賢い方法と言えるでしょう。
さらに、冬の果物には、私たちの生活に深く根差した文化的な魅力もあります。家族や友人とこたつを囲んでみかんを分け合ったり、クリスマスや年末年始の食卓をいちごのデザートで華やかに彩ったりと、冬のイベントや団らんのシーンに欠かせない存在です。このように、冬の果物は、味覚だけでなく、心まで豊かにしてくれる特別な魅力にあふれています。
【旬カレンダー】いつが食べ頃?冬の果物 収穫時期一覧
冬に旬を迎える果物は多岐にわたり、それぞれ最も美味しい食べ頃の時期があります。以下に、冬の主要な果物の旬の時期をまとめましたので、お買い物の際や食卓に取り入れる際の参考にしてください。
温州みかん:9月~12月(極早生は9月、早生は10月、普通温州は11月~12月)
いちご:11月~翌5月(ハウス栽培により冬に多く出回ります)
りんご:9月~12月
いよかん:1月末~3月
はっさく:1月~4月(最盛期は2月~4月)
デコポン(しらぬい):12月初め~4月(最盛期は2月~4月)
清見:2月~
ネーブルオレンジ:2月~3月(国内産)
キウイフルーツ:11月~5月
柿:9月~12月
西洋なし:9月~12月
上記以外にも、ゆずやきんかん、レモンなどの香酸柑橘類も冬に旬を迎えます。これらの情報をもとに、ぜひ旬の美味しい果物を選んでみてください。
【種類別】冬が旬の果物図鑑|特徴・選び方・保存方法を徹底解説
冬に旬を迎える果物は多種多様で、それぞれが独自の魅力を持っています。このセクションでは、冬の食卓を彩る代表的な果物たちを「果物図鑑」としてご紹介いたします。なじみ深い柑橘類、誰もが愛するりんご、そしてデザートの定番いちごといったカテゴリーに分け、それぞれの果物の特徴から、美味しいものを見極める選び方、そして鮮度を長く保つための保存方法まで、詳しく掘り下げて解説していきます。お好みの果物の情報を探しながら、冬の果物の奥深さをぜひお楽しみください。
冬の味覚の王様「柑橘類」

冬の果物の中でも特に多くの人に愛されているのが柑橘類です。食卓に並ぶことの多い馴染み深いみかんから、爽やかな香りとジューシーな果肉が特徴の中晩柑、さらに大切な方への贈答品にも喜ばれる高級品種まで、冬の柑橘類は非常にバリエーション豊かです。また、そのまま食べるだけでなく、料理の風味付けやデザートのアクセントとして活躍する香り高い品種もあります。
このセクションでは、それぞれの柑橘が持つ独特の味わいや風味、そして旬の時期や選び方まで、冬の柑橘類の奥深い魅力に迫ります。様々な品種を知ることで、冬の食卓がより豊かになることでしょう。
みかん(温州みかんなど):品種ごとの甘みと酸味の違い
冬の果物の代名詞ともいえるみかんは、一口に「みかん」といっても多種多様な品種があり、収穫時期によって異なる味わいが楽しめます。温州みかんは、収穫時期によって「極早生」「早生」「普通」「晩生」といった区分に分かれ、それぞれ甘みと酸味のバランスが異なります。たとえば、極早生や早生は酸味が比較的強く、さっぱりとした味わいが特徴ですが、普通や晩生になるにつれて酸味が落ち着き、濃厚な甘みが際立ってきます。
また、近年では糖度センサーを用いて厳選された「蜜る(みつる)みかん」のようなブランドみかんも登場しています。これらは光センサーによって糖度と酸度が測定され、特にバランスの取れた高品質なものだけが出荷されるため、安定して美味しいみかんを味わうことができます。
美味しいみかんを選ぶポイント
美味しいみかんを選ぶには、皮の色が濃く、全体にハリとツヤがあるものを選びましょう。また、ヘタの部分が小さく、果皮が薄いものの方が甘みが強い傾向にあります。手に持ったときにずっしりと重みを感じるものは、果汁が豊富で美味しい証拠です。
中晩柑(いよかん・はっさく・ポンカンなど):個性豊かな味わい
みかんとは一味違う、個性豊かな味わいが魅力の中晩柑類も冬の果物の楽しみの一つです。
いよかん
「いよかん」はジューシーな果肉と、みかんとオレンジを掛け合わせたような芳醇な香りが特徴で、出荷の最盛期は1月末から3月にかけて訪れます。中玉で色が濃く、果皮にハリとツヤがあるものが良質とされています。
はっさく
独特のほろ苦さと、ぷりっとした食感がクセになる「はっさく」は、1月から出荷が始まり、2月から4月が旬の時期です。果皮にハリとツヤがあり、持ったときに重みを感じるものが美味しく、その爽やかな酸味は気分をリフレッシュさせてくれます。
ポンカン
甘みが強く酸味は控えめな「ポンカン」は、小さなお子さんから大人まで幅広い世代に人気があります。独特の芳香も特徴で、むきやすい果皮も魅力です。このように、中晩柑類はそれぞれ異なる味や香りの特徴を持っており、冬の食卓に彩り豊かな選択肢を与えてくれます。
高級柑橘(清見・デコポン・紅まどんななど):贈答品にもなる逸品
冬には、特別な日にふさわしい贈答品としても人気の高い高級柑橘類が数多く出回ります。
しらぬい
高級柑橘の代表格の一つが「デコポン」として親しまれている「しらぬい」です。ポンカンと清見を掛け合わせて作られた品種で、特徴的なデコ(突起)と、とろけるような果肉、そして非常に濃厚な甘みが魅力です。12月初めから出荷が始まり、2月から4月が最盛期で、表面がなめらかで濃いだいだい色のものが特に美味しいとされています。
紅まどんな
「紅まどんな」は、薄くて柔らかい外皮とじょうのう膜(薄皮)を持ち、まるでゼリーを食べているかのようななめらかな食感と、あふれるほどの豊かな果汁が特徴です。その上品な甘さと香りは、まさに「柑橘の女王」と呼ぶにふさわしい逸品で、限られた時期にしか味わえない希少性も魅力です。
清見
温州みかんとトロビタオレンジの交配種である「清見」も人気の高級柑橘です。2月から出回り始め、果皮にハリとツヤがあり、手に持ったときにずっしりと重みを感じるものが良質とされています。これらの高級柑橘は、見た目の美しさ、芳醇な香り、そして格別な甘さで、特別な日の食卓を華やかに彩り、贈答品としても大変喜ばれます。
香りを楽しむ柑橘(ゆず・きんかん・レモン):料理を引き立てる名脇役

冬の柑橘類の中には、食用としてだけでなく、その独特の香りで料理や飲み物を格上げする「名脇役」も存在します。
ゆず
「ゆず」は、その爽やかで清涼感のある香りが特徴で、鍋物や和え物、汁物などに少量加えるだけで、ぐっと深みのある味わいになります。皮をすりおろしたり、絞り汁を使ったりと、様々な形で料理の風味を引き立ててくれます。
きんかん
「きんかん」は、小さくて可愛らしい見た目だけでなく、皮ごと食べられるというユニークな特徴があります。皮の近くに甘み成分が多く含まれているため、砂糖で煮詰めて甘露煮にしたり、マーマレードにしたりするのもおすすめです。風邪の予防にも良いとされており、冬にぴったりの果物です。
レモン
そして、料理に欠かせないのが「レモン」です。輸入品が多いレモンですが、特に皮まで使う料理の場合は国産レモンを選ぶのがおすすめです。国産レモンは防腐剤を使用していないため、安心して皮まで使用でき、より豊かな香りと風味を楽しむことができます。これらの香り高い柑橘類は、冬の食卓に奥行きと彩りを加えてくれるでしょう。
蜜がたっぷり!国民的人気の「りんご」

秋が深まり冬へと向かう時期、店頭には多種多様なりんごが並び始めます。国民的な人気を誇るりんごは、甘みが凝縮された「蜜入り」のものから、心地よい酸味と甘さのバランスがとれたものまで、その品種によってさまざまな味わいが楽しめます。そのまま生で食べるのはもちろん、タルトやアップルパイなどのデザート、料理のアクセントとしても活躍する万能な果物です。このセクションでは、そんな魅力あふれるりんごの具体的な品種や、購入時に役立つ選び方のポイントについて詳しくご紹介していきます。
冬に旬を迎える代表的な品種(ふじ、王林など)
ふじ
冬に旬を迎えるりんごの代表格といえば、「ふじ」が挙げられます。日本で最も生産量の多い品種で、甘み、酸味、そしてシャキシャキとした歯ごたえのバランスが非常に優れており、老若男女問わず愛されています。
王林
美しい黄緑色の皮と独特の芳醇な香りが特徴の「王林」も人気です。果肉はきめ細かく、強い甘さが魅力で、ジューシーな味わいが楽しめます。
美味しいりんごの選び方
美味しいりんごを選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。まず、形が左右対称で整っており、持った時にずっしりと重みを感じるものを選びましょう。これは果肉がしっかりと詰まっている証拠です。また、皮にハリとツヤがあり、色が濃く均一に色づいているもの、そして軸が太くてしっかりしているものが良質とされています。りんごの底に「おしり」と呼ばれる部分がありますが、ここが飴色になっているものは、完熟していて甘みが強い傾向にあります。
冬のごちそうデザートの主役「いちご」

冬のデザートを語る上で欠かせないのが「いちご」です。本来いちごの旬は春ですが、ハウス栽培技術の目覚ましい進化により、クリスマスシーズンを筆頭に、冬のフルーツとして食卓に定着しました。赤く可愛らしい見た目と、甘酸っぱい絶妙な味わいは、寒い冬の食卓を華やかに彩り、私たちを幸せな気分にさせてくれます。このセクションでは、そんな冬のいちごの魅力と、様々な品種の特徴について詳しくご紹介していきます。
人気品種の特徴(あまおう、とちおとめ、白いちご等)
冬のいちごには、多種多様な品種があり、それぞれが独自の魅力を持っています。
あまおう
「あまおう」は「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字を取った名前の通り、大粒でしっかりとした果肉と濃厚な甘みが特徴です。
とちおとめ
「とちおとめ」は、甘みと酸味のバランスが良く、ジューシーで幅広い層に人気があります。
希少価値の高い白イチゴ
また、近年注目を集めているのが、希少価値の高い白いちごです。特に「初恋の香り」は、熟しても果肉が白く、優しい甘さと芳醇な香りが特徴の品種として知られています。白いちごは、その珍しさから贈答用としても人気が高く、特別な日のデザートにぴったりです。
美味しいいちごを選ぶポイント
美味しいいちごを選ぶポイントはいくつかあります。まず、果実全体に種がまんべんなく付いているものを選びましょう。これは、いちご全体に栄養が行き届いているサインです。また、傷や潰れがないか、ヘタの色が鮮やかな緑色をしているかも確認すると良いでしょう。これらの点に注目して選ぶことで、より美味しくいちごを味わうことができます。
追熟で美味しさが増す果物
果物の中には、収穫されたばかりの状態ではまだ硬く、酸味が強くて、本来の甘みや香りが十分に引き出されていないものがあります。このような果物は「追熟」という過程を経ることで、糖度が増し、果肉が柔らかくなり、香りが豊かになるという特徴があります。
この追熟という現象を理解し、適切に行うことで、果物が持つ最高の美味しさを引き出すことができます。食べ頃を見極めることは、果物を最大限に楽しむための重要な知識と言えるでしょう。これからご紹介するキウイフルーツや西洋なしは、この追熟が美味しさの鍵を握る代表的な果物です。これらの果物を美味しく味わうためのポイントを詳しく解説していきます。
キウイフルーツ:食べ頃の見極め方と栄養価

キウイフルーツは、収穫後すぐに食べるよりも、適切な追熟期間を経ることで甘みが増し、柔らかくジューシーな食感になります。美味しい食べ頃を見極めるサインは、指で軽くキウイを包むように持ったときに、全体的にやさしい弾力を感じることです。もしまだ硬い場合は、りんごやバナナといったエチレンガスを出す果物と一緒にポリ袋に入れ、常温で数日置いておくと追熟が促進されます。ただし、追熟させすぎると傷みやすくなるため、食べ頃になったら冷蔵庫で保存し、早めに食べるのがおすすめです。
キウイフルーツの種類
キウイフルーツには、緑色のグリーンキウイと黄色のゴールドキウイの2種類が一般的です。グリーンキウイは甘酸っぱいバランスの取れた味わいが特徴である一方、ゴールドキウイは酸味が少なく、より強い甘みが感じられます。どちらも栄養価が高く、特にビタミンCが豊富に含まれており、一個で一日に必要なビタミンCのほとんどを摂取できると言われています。また、食物繊維も豊富で、腸内環境を整える効果も期待できます。
毎日の食生活にキウイフルーツを取り入れることで、美味しく健康的な体づくりをサポートしてくれるでしょう。
西洋なし:とろける食感を引き出す追熟のコツ

西洋なしは、追熟させることで、そのとろけるような独特の食感と芳醇な香りが最大限に引き出されます。購入したばかりの西洋なしは硬く、まだ熟していないことが多いので、焦らずに追熟を待ちましょう。熟し具合は品種や個体差にもよりますが、一般的に収穫から1週間から2週間ほどで食べ頃を迎えます。
食べ頃のサインはいくつかあります。まず、軸の周りを指で軽く押してみて、耳たぶくらいの柔らかさを感じたら熟している証拠です。また、西洋なし特有の甘く芳醇な香りが強くなってきたら、それも食べ頃の目安になります。
購入後すぐに食べられないからといってがっかりする必要はありません。むしろ、この待つ期間が、西洋なしを格別な美味しさへと導きます。じっくりと追熟させることで、果肉はとろけるように滑らかになり、口いっぱいに広がる上品な甘みと香りは、まさに冬のご褒美と言えるでしょう。適切な追熟で、最高の西洋なしをぜひ味わってみてください。
その他の代表的な冬の果物
これまでご紹介した果物以外にも、冬にはまだまだ魅力的な旬の果物がたくさんあります。このセクションでは、古くから日本で親しまれてきた柿や、貯蔵技術の進歩によって冬でも楽しめるようになったぶどうなど、冬の食卓を豊かに彩る見逃せない味覚について詳しく見ていきましょう。
柿:甘柿と渋柿の違いと美味しい柿の選び方

日本の秋から冬にかけての代表的な果物といえば「柿」です。柿には大きく分けて、そのまま甘く食べられる「甘柿」と、渋抜き処理をしてから食べる「渋柿」の2種類があります。渋柿は、収穫したばかりだと強い渋みを感じますが、エチレンガスなどを使って渋抜きを行うことで、とろけるような甘みに変わります。「刀根柿(とねがき)」はその代表的な渋柿の一つで、適切な渋抜きを経ることで、非常に濃厚な甘さを堪能できるのが特徴です。
美味しい柿を選ぶポイント
美味しい柿を選ぶにはいくつかポイントがあります。まず、ヘタが実にぴったりと密着しているものを選びましょう。これは鮮度が良い証拠です。次に、果皮全体にハリとツヤがあり、色が均一で濃いもの、そして持った時にずっしりと重みを感じるものがおすすめです。形が良く、色つやも良い柿は、甘みが凝縮されていて、食感も良好な傾向にあります。これらのポイントを押さえて、ぜひ美味しい旬の柿を見つけてみてください。
ぶどう:冬にも楽しめるシャインマスカットなどの品種

ぶどうは一般的に夏から秋にかけて旬を迎える果物ですが、品種改良や貯蔵技術の進歩により、冬の時期にも美味しいぶどうが楽しめるようになりました。
シャインマスカット
特に注目したいのは「シャインマスカット」です。種がなく皮ごと食べられる手軽さ、そしてパリッとした食感と上品な甘みが特徴で、小さなお子さんから大人まで幅広い世代に愛されています。年末年始やクリスマスシーズンには、特別なデザートや贈答品としても人気が高まっています。
藤稔(ふじみのり)
また、大粒で果肉が柔らかくジューシーな「藤稔(ふじみのり)」も、貯蔵技術の向上により冬でも市場に出回ることがあります。これらのぶどうは、冬の食卓に彩りと贅沢感を添えてくれる存在です。夏のイメージが強いぶどうですが、冬だからこそ味わえる特別な品種や、保存技術に支えられた美味しさをぜひ体験してみてください。
一度は味わいたい!希少な高級冬フルーツ
冬の果物といえば、みかんやいちごが一般的ですが、実はまだあまり知られていない、希少価値の高い高級フルーツが数多く存在します。これらは、特定の地域でしか栽培されなかったり、独自の栽培方法で手間暇かけて育てられたりするため、市場に出回る数が少なく、特別な日のご褒美や大切な方への贈り物として選ばれることが多いです。普段なかなか出会えない、ワンランク上の冬のフルーツの世界をぜひ体験してみてください。
栄養と美味しさを活かす!冬の果物の楽しみ方

冬の果物は、ただ食べるだけでも十分美味しいですが、その秘められた栄養と美味しさを最大限に引き出すための工夫があります。このセクションでは、果物が持つ力を効率よく摂取する方法から、健康や美容に嬉しい効果、さらには鮮度を長く保つための正しい保存方法まで、日々の生活で役立つ実用的な情報をご紹介します。
栄養を逃さない食べ方
冬の果物には、私たちの体を守り、美しさを保つための栄養素が豊富に含まれています。健康的な食生活を送るためには、1日に200グラムの果物を摂取することが推奨されています。これは、みかんなら約2個、りんごなら1個程度に相当します。
果物の栄養素は、その実だけでなく、皮や皮の近くにも多く含まれていることがあります。例えば、きんかんは皮ごと食べられる果物であり、皮の近くに甘み成分が集中しています。また、りんごも皮に食物繊維やポリフェノールが豊富に含まれているため、可能であれば皮ごと食べることで、より効率的に栄養を摂取できます。国産レモンも防腐剤を使用していないため、皮まで安心して使うことができます。
冬の果物に含まれる栄養素の美容・健康への効果
冬の果物に多く含まれるビタミンCは、風邪の予防や免疫力アップに役立つだけでなく、コラーゲンの生成を助けて美肌効果も期待できます。さらに、食物繊維は腸内環境を整え、便秘解消やデトックス効果にもつながります。これらの栄養素を意識して摂取することで、乾燥しがちな冬の肌荒れ対策や、体調を崩しやすい季節の健康維持に大いに貢献してくれるでしょう。
美味しさ長持ち!果物別の正しい保存方法(常温・冷蔵・冷凍)
せっかく購入した美味しい冬の果物も、保存方法が適切でないとすぐに傷んでしまいます。ここでは、果物の種類に応じた最適な保存方法をご紹介し、それぞれの美味しさを長持ちさせるコツをお伝えします。
乾燥に弱い果物(りんご・柿)
りんごや柿のように、乾燥に弱い果物は新聞紙などで包んでからポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。これにより、水分が保たれ、鮮度が長持ちします。特に、りんごはエチレンガスを放出するため、他の果物と一緒に保存する際は注意が必要です。
追熟が必要な果物(キウイフルーツ・西洋なし)
キウイフルーツや西洋なしのような追熟が必要な果物は、購入後はしばらく常温(15~20度程度)で置いて追熟させ、食べ頃になったら冷蔵庫に移すと良いでしょう。追熟が進んだサインは、指で軽く押したときに弾力を感じるかどうか、また、西洋なしの場合は特有の芳香が強くなることです。
デリケートな果物(いちご)
いちごのようなデリケートな果物は、傷みやすいため、できるだけ早く食べ切るのが理想です。もしすぐに食べきれない場合は、ヘタを取って洗ってから水気をしっかり拭き取り、冷凍保存することも可能です。冷凍したいちごは、スムージーやシャーベットなどに活用できます。
柑橘類(みかん・はっさく)
みかんやはっさくなどの柑橘類は、風通しの良い涼しい場所で常温保存するのが一般的ですが、量が多い場合は冷蔵庫の野菜室に入れるとより長持ちします。
それぞれの果物の特性を理解し、適切な方法で保存することで、いつでも美味しい冬の味覚を楽しめます。
まとめ:旬の恵みを味わい、彩り豊かな冬の食卓を楽しもう

冬の果物は、ただ美味しいだけでなく、私たちの健康を支え、日々の食卓に彩りをもたらす特別な存在です。温州みかんや甘酸っぱいいちご、蜜がたっぷりのりんごといった身近な果物から、ゼリーのような食感の紅まどんな、皮ごと食べられるシャインマスカットなど、冬には実に多様な果物が旬を迎えます。
それぞれの果物が持つ独特の甘み、酸味、香りは、寒い季節の食生活に豊かな変化を与えてくれます。旬の果物を積極的に取り入れることで、体の内側から元気をチャージし、冬を快適に過ごすことができるでしょう。
この記事でご紹介した様々な冬の果物の知識や選び方、保存方法を活かして、ぜひ今年の冬は、旬の恵みを存分に味わってみてください。彩り豊かで美味しい冬の果物が、皆さんの食卓をより楽しく、健やかにすることでしょう。

