啓蟄(けいちつ)とは?2026年はいつ?意味・旬の食材・過ごし方ガイド

啓蟄(けいちつ)は、二十四節気のなかで3番目にあたる節気です。「冬のあいだ土のなかにこもっていた虫が、扉を開けて地表に出てくるころ」という意味があります。寒さが和らぎ、日差しが力強くなってくる3月上旬の約15日間のこと。空気がやわらかな湿り気をおびて、野の香りが漂いはじめるこの時期は、昔から「生き物が動きはじめる瞬間」として大切にされてきました。暦を目安に自然の変化を楽しみながら、食卓や暮らしに春のリズムを取り入れてみましょう。

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啓蟄の基本情報|2026年はいつ?

2026年の啓蟄は、3月5日(木)ごろから始まります。太陽が黄経345度の位置に達した瞬間が、二十四節気の一つである啓蟄の起点です。春分の前日にあたる3月20日ごろまで続きます。

「雨水(うすい)」で名残雪が雨に変わり、その次の節気「春分」で昼と夜の長さがほぼ等しくなります。啓蟄はちょうどその間にある節気で、季節が静から動へと大きく動き出すタイミングです。

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啓蟄に食べたい旬の食材と味わい方

この時期の山菜や魚介は、体を春仕様に切り替えてくれる天然の栄養源です。旬の食材を上手に取り入れて、新年度・新生活に向けて体を整えましょう。

山菜・野菜

大地から力強く芽吹く山菜と、この時季ならではの甘みをもつ野菜をご紹介します。

ふきのとう

ふきのとう

春一番に顔を出す山菜の代表格。独特の苦みと香りが、冬眠していた体を呼び覚ます「春の合図」です。みそと合わせた「ふき味噌」にするとご飯のお供にぴったり。天ぷらにすると苦みがやわらぎ、カリッとした食感も楽しめます。

わらび・ぜんまい

わらび・ぜんまい

くるりと丸まった姿がかわいらしい、春の山菜です。アクが強いので、灰または重曹をふり、熱湯を注ぎ一晩おく下処理がコツです。アクを抜いたら、お浸しにごま油をひと垂らしするだけで香りが立ちます。山菜が苦手な方にもおすすめのさっぱりとした食べ方です。

たけのこ

たけのこ

たけのこは2月頃から出回り始め、3月から5月頃に旬を迎える春の食卓の主役です。掘りたてはえぐみが少なくみずみずしい風味が魅力。皮ごとゆでると風味がアップします。若竹煮・炊き込みご飯・土佐煮など、どんな料理にしても春のやさしい香りが広がります。

春キャベツ

キャベツ

春キャベツはやわらかくみずみずしいのが特徴。昆布だしでさっと煮ると甘みが際立ちます。

新玉ねぎ

新たまねぎ

新玉ねぎは薄切りにして10分ほど空気にさらすと辛みがやわらぎ、かつお節と醤油だけで立派な一品になります。

魚介類

春の海から届く魚介は、産卵前に栄養をたっぷり蓄えていて旨みが格別です。

にしん

にしん

3月ごろ北の海から南下してくる春の魚。子持ちのにしんは旨みが濃く、この時季ならではのおいしさがあります。昆布と甘辛く煮た「にしんの昆布巻き」はひな祭りや春のお祝いにも。塩焼きに大根おろしを添えるだけでも春らしい一皿になります。

さより

さより

細長くすらりとした姿が美しい、春を代表する白身魚です。細身ながら脂がのり、上品な旨みがあります。皮目を氷水で締める「水洗い」をすると銀色の肌がいっそう輝きます。塩を少しふって握りずしにするだけでごちそうになります。

はまぐり

はまぐり

はまぐりは、もともと対になっている貝殻同士しか合わないことから夫婦円満や良縁の象徴とされ、ひな祭りなどの祝いの席で用いられてきました。また、平安時代の貴族の遊びである「貝合わせ」も、ハマグリが縁起物として扱われるようになった背景の一つです。ひな祭りのお吸い物に欠かせない食材です。酒と昆布でゆっくり火を入れる酒蒸しが旨みを一番引き出します。蓋を開けた瞬間にふわっと広がる磯の香りが格別です。

果物

ビタミンCが豊富な春の果物で、体の内側からリフレッシュしましょう。

いちご

いちご

甘みと酸みのバランスが最もよくなるのは午後といわれています。食後よりおやつの時間帯に味わうのがおすすめです。粗くつぶしてバルサミコと和えると大人向けのデザートに。生クリームや練乳とも相性抜群です。

はっさく・デコポン

はっさく・デコポン

はっさくはさっぱりとした苦みと酸みが特徴で、食後の口をすっきりさせてくれます。房ごと冷凍して半解凍にするとシャーベット食感が楽しめます。デコポンは甘みが強く、手でむくと果汁をこぼさず味わえます。どちらもビタミンC豊富な春の果物です。

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啓蟄の楽しみ方|日常にできる2つのこと

特別な準備は必要ありません。毎日の生活のなかでできる、簡単な2つの楽しみ方をご紹介します。

1.季節の行事を楽しむ

啓蟄の時期には桃の節句(3月3日)があります。ひな人形は前日に飾り、行事が終わったら早めに片づけるのが習わしです。ちらし寿司には甘辛く煮た干し椎茸と菜の花を混ぜ込み、紅白のえびを飾ると食卓が華やかになります。

ひな祭りについてもっと知りたい方はこちらをチェック

2.自然のなかで五感を使う

近くの公園や緑地を散歩してみましょう。足の裏で土のやわらかさを感じ、鼻で沈丁花の香りを探し、耳で鳥のさえずりを楽しむだけで、春が体の内側から満ちてきます。

まとめ

2026年の啓蟄は、3月5日ごろから始まります。虫や草木が動き出す約15日間は、私たちの心と体を春へと導いてくれる節気です。旬の食材の苦みと甘みで栄養を補い、ひな祭りや自然の散策で季節を体で感じ、心身を整えましょう。小さな実践を重ねることで、毎日の暮らしが驚くほど軽やかになります。虫たちと同じように、自分自身も静かな殻を開いて、新しい季節の光を存分に浴びてください。

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