おせちについて

2013年新登場

おせちのページで今年初登場ながら、予想以上の注目を集めているのが、ディーン&デルーカとOisixが作りあげたおせち。和洋折衷の二段の中に、「伝統的な、縁起をかつぐ和の料理」と「世界中のおいしさのエッセンスを詰め込んだ洋の料理」を盛り込んでいる。おせちになじみのない人も、オードブル感覚で洋の料理を楽しみながら、いわれのある和の料理で古来から続く年始の季節行事を楽しめる新しい感覚のおせち料理だ。

おせちのルーツを大切にしながらディーン&デルーカらしさを体現

世界中からおいしいものだけを集めた食のセレクトショップを展開するディーン&デルーカがこのおせちで体現したかったのは、「おせちのオリジン」を大事にしつつディーン&デルーカのスパイスをふりかけること、と総料理長の村上英寿氏は話す。ディーン&デルーカの生まれた、いわゆるアメリカらしさがあらわれる「ターキーのグリル」などはまさにそんな逸品。日本ではあまりなじみがないが、感謝祭などのお祭り行事には欠かせないターキー(七面鳥)を、惣菜ではその味の再現性がむずかしいことから避けられるという、グリルで調理することをあえて選んだところに村上総料理長の強い思いが伺われる。

世界のおいしい料理を新しいスタイルで楽しむ

マーケットやカフェなどの店舗とは違い、できたては提供できず、「冷凍」という制約がある中でのおせちは、一つの新たな試みだったという。だが、実は冷凍することによって味が凝縮されたり、旨みが一層引き出されたりすることでよりおいしくなる料理もあるという。「蛸のトマト煮」などはむしろできたてよりも味がよい、と村上氏も絶賛する。正月という人の集まるシーンで、日本酒だけでなくワインなどにもあう世界中の料理を解凍するだけで堪能できるおせちは、一つの新しいお正月のスタイルになるかもしれない。

ショップ

都内を中心に展開するショップでは世界中の選び抜いた「食の感動」を提供。

高品質な食材

調味料をはじめとして、えりすぐりの高品質な食材が揃う。

スタイリッシュ

色とりどりのデリ、惣菜は味だけでなくそのスタイリッシュさも人気。

編集後記

「来年は、三段にして、キャンディーとか入れたいねえ」と顔を緩ませながら話す村上氏の様子からは料理を楽しみ、そしてディーン&デルーカを通じてお客さま楽しませたいという姿勢を感じられた。来年のおせちも今から楽しみだ。

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