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トップ > TABLE FOR TWO > 給食室をつくろう

OisixのTABLE FOR TWO(テーブル・フォー・ツー)プロジェクトでは、
第1弾のルワンダ・バンダ村に続き、ケニアのルシンガ島に給食室を建設するための活動をスタート。
2014年7月、ついに建設した給食室での給食提供がはじまりました。

なぜ、ケニア・ルシンガ島なのか?

2012年5月、ケニア政府は国内が深刻な干ばつや作物栽培の失敗、食料不足の状態にあると表明しました。国内の労働力の約60%が農業セクターに従事しており、GDPのおよそ3割を農業に頼るケニアでは、農業不振は国内の経済状況と人々の生活に大きく影響します。ルシンガ島では、島民のほとんどがビクトリア湖での漁業と自給自足農業に従事しており、人々の生活に大きな影響がおよんでいます。

2013年9月、目標金額330万円に到達しました

たくさんのお客さまに TABLE FOR TWO マークの商品をお選びいただき、プロジェクト開始からわずか7ヵ月間で目標金額である330万円に到達することができました。まことにありがとうございました!

2014年7月 給食室が完成しました

まず目に入るのが給食室入り口の「COMMUNITY KITCHEN」の文字と、その下に書かれた「Oisix」のロゴ。手描きのせいか、とても温かみがあります。
給食室は小さいながらも清潔で、島では珍しい水道も通っています。建設以前は調理にかまどが使われていましたが、新しくできた給食室には煙突があり、煙を屋外に排出できるため、調理の担い手である園児のお母さんたちの煙による健康被害も少なくできました。また、熱効率が良いため、薪の量が少なくて済み、周辺森林の乱伐もしなくて済みます。 環境破壊が深刻なこの地域で、こうした事例が作れたことも、とても意義のあることとなりました。

2014年7月、給食の提供がはじまりました

いよいよ、給食室を使った給食提供がスタート!幼稚園ではこれまで、栄養状態の悪い子どもを優先して60名程度に給食が提供されていましたが、調理設備が整ったことにより138名全員の園児が食べられるようになりました。
給食は朝、昼の2回。朝のメニューは「ウジ」というとうもろこしなどの穀物おかゆがマグカップで提供されます。お昼は「ウガリ」というとうもろこしやキャッサバの粉を練ったもの、小魚スープ、「スクマウィキ」というケールのようなもの。
子どもたちは一人一人、給食室で温かい食事を受け取り、外に出ると思い思いの場所に陣取ってごはんを頬張ります。AIDSの蔓延率が高いこの地域では祖父母と暮らす孤児も多くいますが、ごはんを食べている時はみんな明るい顔をしています。

Oisixのお客さまがこれまでに建設した給食室

2012年、Oisixは「給食室をつくろう!」プロジェクト第1弾として、お客さまがOisixのTFT対象商品をご購入いただいたことによる寄付約180万円により、ルワンダ・バンダ村の幼稚園に給食室を建設しました。

Oisixでは、これからも現地の給食室の様子をお伝えしていきます。