
伊勢丹スタイリストが惚れ込んだ!
一度は味わってほしいプレミアムな味噌3選
日々の食卓に欠かせない味噌。しかし店頭に行くと、種類も価格帯もさまざまで、どれが我が家にとってのベストなのかわからない……。そのためついつい、いつもの味噌に落ち着いてしまいがちです。
「舌に馴染みのある味噌もいいけれど、一生に一度は味わってほしい、すごいお味噌があるんです。きっと味噌の概念が変わりますよ!」と話すのは、全国から厳選した味噌を取り扱う老舗の味噌問屋<あぶまた味噌>の佐藤清さん。各地の味噌を食べ比べ、さまざまなメニューを考案している味噌のスペシャリストです。
今回はそんな佐藤さんが特に惚れ込んだという、プレミアムな味噌3種類を紹介してもらいました。
味噌ソムリエ 佐藤清さん
伊勢丹新宿店シェフズセレクションのあぶまた味噌を担当する味噌ソムリエ。「味噌汁以外の使い方をもっと広げていただければ」と、自作の「今月のレシピ」を店頭で配付。5月のレシピは「トマトと新たまねぎの豚汁」と「きゅうりと豚ひき肉のピリ辛味噌炒め」。

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【赤色の米味噌】
伊勢丹で一番人気のエース級味噌!
香りとバランスに優れた「名匠」

まず佐藤さんが「絶対食べてみて」というのが、伊勢丹新宿店で一番売れているという長野県<ひかり味噌>の「名匠」。うまみと香りのバランスに優れた上品な味わいで、味噌汁はもちろん、どんな料理にも合う赤味噌赤色の米味噌です。
おいしさの秘密は、大豆へのこだわりと、発酵過程のひと手間にあります。味噌づくりのための大豆として初めて品種登録された、うまみの強い「トヨハルカ」を使用。そのトヨハルカを蒸煮して潰し、温かいうちに手のひら大に丸める「みそ玉づくり」という、<ひかり味噌>ならではの行程を入れることで、みそ玉内部の乳酸菌の生成が促され、味や香りに影響するのだそう。
「クセがないので、何を選んだらいいかわからない、というお客さまにはまずこちらをおすすめします。ほかのお味噌と食べ比べるまでもなく、味見してすぐに気に入って、買っていかれるお客様も多いほど。『味噌ってこんなにおいしかったんだ』と再発見できるほどの逸品だと思います」
佐藤さんおすすめの食べ方
・白ごはんの上にそのままのせて、かき混ぜて食べる
・みりんと1:1で合わせ、ねぎを加えてねぎ味噌に。
おにぎりや厚揚げにぬって焼けば香ばしさがアップ

1,700円 税込1,836円
380円 税込410円
198円 税込214円
ーお味噌汁で食べるならー
深いうまみと香りはもはや主役級。
少し控えめで上品なだしと合わせて
スナップえんどうと油あげの味噌汁
一寒一暑を経てじっくりと熟成させることで生まれるうまみと香りの高さは、やはり群を抜いています。「そのまま」でもおいしい本品をみそ汁で味わうには、昆布や、かつおの場合は本枯れ節など、できるだけ上品で控えめなだしを合わせるのがおすすめ。具材には季節感と食感のバランスを考え、2〜3種を組み合わせたいですね。

【淡色の米味噌】
雑味のないフルーティーな「味噌屋清治郎」

続いて紹介するのは、白味噌淡色の米味噌の中で1番人気という岡山県<河野酢味噌>の「味噌屋清次郎」。特徴は、雑味を消すために、米麹として使用する米に30%の磨きをかけるという点です。その精米した米麹を通常大豆の1.5倍使用。煮た大豆、瀬戸内の良質な塩と合わせ、創業以来使われている天然杉の「清次治郎樽」と呼ばれる樽の中で熟成させることで、うまみ、香り、コクの三拍子そろった白味噌淡色の米味噌に。
「雑味がなく程よい甘みを感じる味わいは、フルーティーという表現がピッタリ。すっきりとしたおいしさなので、洋風の料理にもよく合うんです」
佐藤さんおすすめの食べ方
・オリーブオイルと合わせてドレッシングに

780円 税込842円
1,500円 税込1,620円
229g 250ml
(製造国)イタリア 賞味期限 到着日+120日保証
八大アレルゲン:なし
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550円 税込605円
ーお味噌汁で食べるならー
上品な甘みとやさしい味わいは、
スープ風にアレンジしても
スープ風にアレンジしても
長いもとベーコンの牛乳味噌スープ
日本酒で言う吟醸酒と同じように、フルーティで上品な味わいがこのみその魅力。上品な甘みを生かして、牛乳を加えた洋風アレンジもおすすめ。具材には、長いも、玉ねぎ、ベーコンを具だくさんに組みわせました。牛乳の代わりに豆乳を使っても。

【麦味噌】
穏やかな塩味と優しい甘み「天塩麦みそ」

最後は九州地方で一般的に使用されている麦味噌です。鹿児島県の<はつゆき屋>が手がける「天然醸造の麦みそ」は、四国産のはだか麦、九州産の大豆、天然塩を使用した完全無添加の味噌。大豆に対して3.2倍ものはだか麦を使用しているので、口に入れた瞬間、麦の甘みと香りが豊かに広がります。
「麦味噌は、もともと関東の方にはあまり馴染みがない味噌だったと思いますが、ここ最近じわじわと人気がでてきていますね。米味噌よりも塩味がマイルドなので、米味噌を想像しながら食べると、麦の強い甘みに驚かれるかもしれません」
佐藤さんおすすめの食べ方
・さつまいもと鶏肉を使った九州の郷土料理「さつま汁」
・パンにそのまま薄く塗ってトーストに

700円 税込756円
650円 税込702円
1個(約630g) 長さ約18cm×幅約11cm×高さ約12.5cm
(製造地)栃木県 賞味期限 到着日+44日保証
八大アレルゲン:小麦、乳
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””三越伊勢丹の食メディア「WEB FOODIE」より転載””